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抹香鯨
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まっこうくじら
ふりがな文庫
“
抹香鯨
(
まっこうくじら
)” の例文
坊さんは、固い物体の大きな一片を持ち出して、これは木が石になった物だといった。よく見ると
抹香鯨
(
まっこうくじら
)
の下顎の破片である。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
と見れば百メートルのところに、思いもよらず押寄せていた
抹香鯨
(
まっこうくじら
)
、それは十間以上十五間はあろうところの一団が、しおを吹いて南へ向って行くのです。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
雲の切れ目から
陽光
(
ひかげ
)
が洩れると、潮の林が鮮かに浮きあがる。どうやら仔鯨を連れて北へ帰る、
抹香鯨
(
まっこうくじら
)
の一群らしい。船は、快いリズムに乗って、静かに滑り続ける。
動かぬ鯨群
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
大きな
抹香鯨
(
まっこうくじら
)
だった。しかも、鯨の
奴
(
やつ
)
、白いお
腹
(
なか
)
を上に向けて、悠々潮流に乗っている。
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
二
抹香鯨
(
まっこうくじら
)
と人造島
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
“抹香鯨(マッコウクジラ)”の解説
マッコウクジラ(抹香鯨、学名:Physeter macrocephalus)は、偶蹄目マッコウクジラ科マッコウクジラ属に分類されるクジラである。
(出典:Wikipedia)
抹
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
鯨
常用漢字
中学
部首:⿂
19画
“抹香”で始まる語句
抹香
抹香臭
抹香弄