抛物線パラボラ)” の例文
鼻の外見的な恰好は純然たる希臘ギリシヤ型で、頬からあごへかけての抛物線パラボラと、小さな薄い唇が、ハッキリと波打っている恰好を見ますると
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
たつた一つ、——ごらん、外国商館の屋上の、幽婉な抛物線パラボラが昏れのこつてゐる。(ゆふぐれよ、あれはお前がけふの忘れものだ)
(新字旧仮名) / 高祖保(著)