打切ぶっきり)” の例文
緋鹿子ひがのこ背負上しょいあげした、それしゃと見えるが仇気あどけない娘風俗ふう、つい近所か、日傘もさず、可愛い素足に台所穿ばきを引掛けたのが、紅と浅黄で羽を彩るあめの鳥と、打切ぶっきり飴の紙袋を両の手に
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)