才賢さいかしこ)” の例文
そういう秀郷の眼から見ると、いかに才賢さいかしこく立廻っているようでも、貞盛などはまだまだ青くさい一若輩に過ぎなかった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)