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手沢
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しゆたく
ふりがな文庫
“
手沢
(
しゆたく
)” の例文
蘭軒
手沢
(
しゆたく
)
の書には古いものが
頗
(
すこぶる
)
多かつたが、大抵鈔本であつた。それゆゑ当時最古の刊本として
明堂鍼灸経
(
めいだうしんきうきやう
)
を推したのであらう。明堂鍼灸経とはいかなる書か。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ユウゴオの
手沢
(
しゆたく
)
の存する一卓の上に故人の用ひた
鵞筆
(
がひつ
)
と銅のインキ壺を始め、友人であつたラマルチン、アレキサンダア・ヂユウマ、ヂヨウヂ・サン三人の筆や墨壺が載せてあつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“手沢”の意味
《名詞》
手沢(しゅたく)
使い込んで手垢が付いて出た光沢。また、そのようなもの。愛用。
(出典:Wiktionary)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“手沢”で始まる語句
手沢本
手沢品