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戒壇院
ふりがな文庫
“戒壇院”の読み方と例文
読み方
割合
かいだんいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいだんいん
(逆引き)
午後からはO君の知っている僧侶の案内で、ときおり僕が仕事のことなど考えながら歩いた、あの小さな林の奥にある
戒壇院
(
かいだんいん
)
の中にもはじめてはいることができた。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
しかも
戒壇院
(
かいだんいん
)
へ
馳
(
か
)
けつけた時には、あの大きい松の立ち並んでいる幹に斜めの日が射し、厳重な塀に囲まれた堂脇の空地には
黄昏
(
たそがれ
)
を予告する寂しい陰影が漂うていた。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
同じき年の十一月の八日、勢至丸は黒髪を
剃
(
そ
)
り落し法衣を著し、
戒壇院
(
かいだんいん
)
で大乗戒を承けた。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
戒壇院(かいだんいん)の例文をもっと
(3作品)
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“戒壇院”の解説
戒壇院(かいだんいん)は、福岡県太宰府市にある臨済宗の寺院。奈良時代において、出家者が正式の僧尼となるために必要な戒律を授けるために設置された施設で、「筑紫戒壇院(ちくしかいだんいん)」とも称される。
古くは観世音寺の一部であった。西戒壇(さいかいだん)として、中央戒壇(奈良の東大寺)・東戒壇(栃木の下野薬師寺)とともに「天下三戒壇」の1つである。
(出典:Wikipedia)
戒
常用漢字
中学
部首:⼽
7画
壇
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
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