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懸隔
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へだたり
ふりがな文庫
“
懸隔
(
へだたり
)” の例文
自分の態度によって女の名誉が傷つくことになってはならないと思うが、夢中になるほどその人の恋しかった心と今の心とは、多少
懸隔
(
へだたり
)
のあるものだった。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
それにしても、これがゴイゴロフなら、石亭先生の描写した人間とはだいぶ
懸隔
(
へだたり
)
があるようだ。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しばらく
駿河台
(
するがだい
)
の方の下宿へ出ていたその女とは、年にも大変な
懸隔
(
へだたり
)
があったし、集まって来る若い男も二、三人はあったが、
土竜
(
もぐらもち
)
のような暗い生活をしている女の堕落的気分が
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
内と
外
(
そと
)
かぎりなき
懸隔
(
へだたり
)
に
帷
(
とばり
)
堕
(
お
)
つれば
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“懸隔”の意味
《名詞》
懸け離れていること。
(出典:Wiktionary)
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“懸隔”で始まる語句
懸隔益々甚