“慎密”の読み方と例文
旧字:愼密
読み方割合
しんみつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎日箒を手にして父の室に入るものは長子榛軒であつた。蘭軒は榛軒の性慎密しんみつにして、一事をもいやしくもせざるを知つて、これに掃除を委ねたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)