意富祁おおけ)” の例文
意富祁おおけ袁祁おけのお二人を左右のおひざにおかかえ申しながら、お二人の今日こんにちまでのご辛苦しんくをお察し申しあげて、ほろほろとなみだを流してきました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
みんなは、例の忍歯王おしはのみこのお子さまの意富祁おおけ袁祁おけのお二人が、播磨はりまの国でうしかい、うまかいになって、生きながらえておいでになるということはちっとも知らないでいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)