惣領息子そうりょうむすこ)” の例文
とお母さんがたしなめた。芳夫さんはさと惣領息子そうりょうむすこだ。学生時代から家へはくやって来るので、殊に遠慮のない間柄になっている。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「あの惣領息子そうりょうむすこが、岸一きしいちさんといって、社会局の事務員をしていたのが、いまの話では、立川飛行聯隊へ召集されたんですって」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)