“惣領娘”の読み方と例文
読み方割合
そうりょうむすめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高等学校の生徒時代に隣家となり惣領娘そうりょうむすめと恋に陥った。此方は二十一、先方むこうは二十三さ。子供の時から見知り越しだった。
妻の秘密筥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
それは隣屋敷の惣領娘そうりょうむすめで、今から四、五年前に家格が釣合わない位に違う大身の屋敷へ器量望みで貰われて行った。
番町皿屋敷 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「これは、わが家の惣領娘そうりょうむすめ、何とぞ、大事の終るまで、お手許に」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)