“悼辞(くやみ)” の例文
旧字:悼辭
他(ひと)から鄭重に悼辞(くやみ)を言はれると、奈何(どう)して俺は左程悲しくないだらうと、それが却つて悲しかつた事もある。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
滑稽(こっけい)なことはその翌日、壬生寺(みぶでら)で、昨夜殺された芹沢鴨の葬式があったが、その施主(せしゅ)が近藤勇であったこと。勇は平気な面をして、自分が先に立って焼香もすれば人の悼辞(くやみ)も受ける。