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悪酔
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わるよい
ふりがな文庫
“
悪酔
(
わるよい
)” の例文
旧字:
惡醉
学問と修心とで、その天性を、悪いと自覚して抑えているだけに、そうした時のお顔色は、酒に弱い者が
悪酔
(
わるよい
)
した時のように青かった。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
酒は
悪酔
(
わるよい
)
の地酒
密造酒
(
どぶろく
)
飢えたる百姓達
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
しいんと頭のはちを
鉄
(
かね
)
の輪でしめつけられるような
悪酔
(
わるよい
)
がのぼって来る。こめかみの脈がずきずきと聞えるほど高く
搏
(
う
)
つ。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賛五郎は、酔わない振りを努めていたが、笑い声の底に、
悪酔
(
わるよい
)
している淋しい
響
(
ひび
)
きがあった。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
“悪酔”で始まる語句
悪酔語堀