恵陵けいりょう)” の例文
帝のお旨によって、孔明は武卿侯ぶきょうこうに封ぜられ、益州のぼくを領した。また、その年八月、恵陵けいりょうの大葬がすむと、国議は、先帝劉玄徳に、昭烈しょうれつ皇帝とおくりなした。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先帝みなしごを丞相に託されてより幾日も経ず、恵陵けいりょうの墳墓の土もまだ乾いていない今日ではないか
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)