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怱々
ふりがな文庫
“怱々”の読み方と例文
読み方
割合
そうそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうそう
(逆引き)
半七は時々うしろを見かえりながら善光寺門前へさしかかると、源次は
怱々
(
そうそう
)
に仕事を片付けたと見えて、やがて
後
(
あと
)
から追って来た。
半七捕物帳:54 唐人飴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お茶が終ると
怱々
(
そうそう
)
に席を外して引取って行ったが、井谷は二人が立ち去ると直ぐ、遠のいて行く雪子の後影に眼を
遣
(
や
)
りながら
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その男は、個人的な関係から大事が壊れるといけない、三十六計逃げるにしかずと、
怱々
(
そうそう
)
に引越してしまった。
聟
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
怱々(そうそう)の例文をもっと
(27作品)
見る
怱
漢検1級
部首:⼼
9画
々
3画
“怱”で始まる語句
怱忙
怱卒
“怱々”のふりがなが多い著者
ギ・ド・モーパッサン
岡本綺堂
谷崎潤一郎
福沢諭吉
林芙美子
国枝史郎
宮本百合子