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怪力
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かいりょく
ふりがな文庫
“
怪力
(
かいりょく
)” の例文
利慾を離れる事の出来ない彼は、
驚愕
(
きょうがく
)
の念を以て、細君の父にのみあって、自分には全く欠乏している、一種の
怪力
(
かいりょく
)
を眺めた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
往昔
(
むかし
)
、孔子は「
怪力
(
かいりょく
)
乱神を語らず」といわれたるに、予がごとき浅学の者、天地間の大怪たる幽霊、鬼神を論ずるは、孔子もしましまさば、一声の下に
呵責
(
かしゃく
)
し去るはもちろんなりといえども
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
彼は
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めた。同時に彼は父の
怪力
(
かいりょく
)
に幾分かの信用を置いていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
健三も例の
怪力
(
かいりょく
)
を知らないではなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“怪力”の意味
《名詞》
非常に強いまたは優れた力。
(出典:Wiktionary)
“怪力”の解説
怪力(かいりき、かいりょく)とは、人並み外れた素晴らしい筋力、膂力(腕力)をいう言葉。強力・剛力・豪力(ごうりき)、大力(だいりき)とも。
(出典:Wikipedia)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“怪力”で始まる語句
怪力線
怪力線洋杖
怪力亂神
怪力無双
怪力線砲