“怪力線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいりょくせん50.0%
かいりきせん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うん、判ったぞオ。これは怪力線かいりょくせんに違いない。うわさに聞いた怪力線の出現。ああ、そうだ。紙洗大尉の奴、井筒副長から何か言われてたっけが、あれが『天佑てんゆう』の正体しょうたいなんだな」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「はあはあ、脳細胞を電解して歪みを持続させる……、それはおそろしいことだ。しかし電解させるというのなら、それは怪力線かいりょくせんの一種ではありませんか。毒瓦斯とはいえないでしょう」
「その机の前に、怪力線かいりきせんの放射器がある。それを向こうに向けて、ボタンを押したまえ」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
鉄水母は、たしか怪力線かいりきせんとでもいってよい強烈な放射線を出す装置をもっていた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)