思止おもいとど)” の例文
一層この計画を思止おもいとどまることにしよう。幾度いくたびそう決心しかけたか知れません。でも、結局は彼はどうしても、あの人殺しの魅力を断念する気にはなれないのでした。
屋根裏の散歩者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)