思元しげん)” の例文
長崎ノ入道思元しげんと、その子、為基ためもとのふたりも、辻の一手を防いでいたが、そのうちに父思元が、扇ヶ谷の黒煙を見て、その方へ行きかけると、為基が
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)