忌気いやけ)” の例文
そう忌気いやけがさしてみて、さて、盗人をやめて、これからどうなる——ということを考えると、七兵衛が、どうでものがれられない縄にからみつけられているように思う。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)