心身しんみ)” の例文
御讓り受の有やうに御辛抱こそ肝要かんえうなれ然樣さへ成ば何事も御心任せに成事と心身しんみかけたる久八が親兄弟おやきやうだいも及ばぬ異見に千太郎はたゞ茫然ばうぜんとして居たりしかば久八はなほことばを改ためて若旦那只今は何を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)