徴舒ちょうじょ)” の例文
三人のかれた男が、或日、夏姫の家で酒を飲んでいると、夏姫の子の徴舒ちょうじょが前を過ぎた。その後姿を見ながら霊公が行父に言った。「徴舒はお前に似てるぞ!」行父は笑って直ぐに酬いた。
妖氛録 (新字新仮名) / 中島敦(著)