徳昂とっこう)” の例文
その人は、李恢りかいあざな徳昂とっこうといい、蜀中の賢人といわれ、士民の尊敬も浅くないので、綿竹めんちくの城にある趙雲からわざわざ書簡をそえて紹介して来たものであった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)