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徳一
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ドクイル
ふりがな文庫
“
徳一
(
ドクイル
)” の例文
「お前さんの嬶は今何処にいたっけなあ」中風症のためにぶるぶるふるえる手で酒の盃を取りつつ、
徳一
(
ドクイル
)
老人は調子を附ける。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
穴蜘蛛のように土幕にばかり
蟄伏
(
ちっぷく
)
していた
徳一
(
ドクイル
)
老人が、今夜はよくも這い出して来て今までがみがみ喚き散らした所だった。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
元三と先達の婦がくっついたという無実な噂が土城廊に拡がったのは、
徳一
(
ドクイル
)
の老婆がこの光景を見届けてからのことである。
土城廊
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
“徳一”の解説
徳一(とくいつ)は、奈良時代から平安時代前期にかけての法相宗の僧。最澄との間で交わされた、いわゆる三一権実諍論や、空海に対して密教についての疑義を提示したことなどで知られる。
(出典:Wikipedia)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
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徳
徳川
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