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微妙
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みめう
ふりがな文庫
“
微妙
(
みめう
)” の例文
成ほど世間の評判のやうに、その読経の声に深く人の魂を引附けずに置かないやうに深遠
微妙
(
みめう
)
の調子を持つてゐるのをかれは見た。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
海
(
うみ
)
に
微妙
(
みめう
)
の
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
他の寺の僧達の
誦
(
ず
)
した
読経
(
どきやう
)
ではとても味ふことの出来ない
微妙
(
みめう
)
な深遠な感じに人々は
撲
(
う
)
たれた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
今まで広い空間に孤独を歎き、一人を歎き、自然の無関心を
慨
(
なげ
)
いた自己は、
杳
(
はる
)
かに遠い過去に没し去つた。今はその如来の像はかれに向つて話し懸けた。又かれに向つて
微妙
(
みめう
)
不可思議の心理を示した。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
妙
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“微妙”で始まる語句
微妙道君
微妙者
微妙音
微妙端厳
微妙大曼拏羅経