“御幕下”の読み方と例文
読み方割合
ごばっか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「されば……。ついきのうまでは御幕下ごばっかたりし大名から、国々の地方武士じかたぶしまで、手のひらかえすごとく、お味方を裏切って、敵に廻ったためと聞きおよびまする」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
可惜あたら、物の役に立つほどな男なら、御幕下ごばっかより除いて、お飛脚などはお命じあるまいに
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)