“御小用”の読み方と例文
読み方割合
おこよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜半よなか過ぎに、御小用おこように起きたことは、旦那樣も御存じだ相で、何時まで待つても戻らないので、手燭をつけて行つて見ると、縁側の雨戸が一枚開いて
時には隣に寝ています私の寝息をうかがう様にして、こっそりととこの中を抜け出して、御小用おこようにでもいらっしったのかと思っていますと、そのまま長い間帰っていらっしゃらない。
人でなしの恋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)