“御小人組”の読み方と例文
読み方割合
おこびとぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「欣んで下さい、母上。やっと私も、信長公の御家臣のはしに加えられ、この通り、まだ御小人組おこびとぐみの端ではありますが、どうにか侍奉公する身にはなりました」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今は、御小人組おこびとぐみの端だが、二十歳にでもなれば、もちっと、お扶持ふちも増されようし、御城下のお長屋にでも住むようになったら、母上を側へ呼ぶのだといっている。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)