御威光ごいこう)” の例文
おんあるじ、大いなる御威光ごいこう、大いなる御威勢ごいせいを以て天下あまくだり給い、土埃つちほこりになりたる人々の色身しきしんを、もとの霊魂アニマあわせてよみ返し給い、善人は天上の快楽けらくを受け
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
男のくせに大手を振って、女湯へ入ってくるのは、おかみ御威光ごいこうでもなければできないこと。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)