御合力ごごうりょく)” の例文
「御大身の御方とお見受け申しまして、御合力ごごうりょくをいたします。この通り起居たちいも不自由な非人めにござりますゆえ、思召しの程お恵みなされて下さりませ」
毎日此処これへ参りましては人様のお袖へ縋っていさゝかの御合力ごごうりょくを受けまして親子の者が露命いのちつないで居る者でございます、けれ共今晩斯様かように風が吹きますので薩張さっぱり人通りがございませんから
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)