“御便殿”の読み方と例文
読み方割合
ごびんでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先年東山道御巡幸のおりには馬籠行在所あんざいしょ御便殿ごびんでんにまで当てられた記念の上段の間の方まで母のお民と共に見て回ることも
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
上段の間は、と見ると、そこは御便殿ごびんでんに当てるところで、純白な紙で四方を張り改め、床の間には相州三浦の山上家から贈られた光琳こうりん筆の記念の軸がかかった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)