徐六岳じよりくがく)” の例文
廷珸は大喜びで、天下一品、価値万金なんどと大法螺を吹立て、かねて好事かうずで鳴つてゐる徐六岳じよりくがくといふ大紳に売付けにかゝつた。徐六岳を最初から延珸は好い鳥だと狙つて居たのであらう。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)