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後立
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うしろだ
ふりがな文庫
“
後立
(
うしろだ
)” の例文
御陣屋の
後立
(
うしろだ
)
て、丹後守様のお眼の光るところには、この
界隈
(
かいわい
)
で草木も
靡
(
なび
)
く、あんな馬鹿息子の指さしもなることではない
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
斯
(
こ
)
うやって
何時
(
いつ
)
まで鍋焼饂飩も売っては
居
(
お
)
られんじゃないか、これから君が
後立
(
うしろだ
)
てになり、何か商法の工夫をして、
宜
(
よ
)
かろうと思うものを立派に開店して
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其処へ養母によって
仁侠
(
にんきょう
)
とたんかと、歯切れのよい
娑婆
(
しゃば
)
っ
気
(
け
)
を吹き込まれたのだ。そうした彼女は養母の
後立
(
うしろだ
)
てで、十四歳のおりはもう立派な芳町の浜田屋小奴であった。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“後立”で始まる語句
後立山