後廂うしろびさし)” の例文
その響きにおどろかされて供の侍どもはあっと見かえると、二の矢がつづいて飛んで来て、その黒い羽は後廂うしろびさしの青いふさを打ち落として通った。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)