影響力えいきょうりょく)” の例文
父はわたしに、奇妙きみょう影響力えいきょうりょくを持っていたし、そう言えば、たがいの関係にしたところで、やはり奇妙なものだった。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
この塾の第一の眼目がんもくが、光りすぎた一人物の圧倒的あっとうてき影響力えいきょうりょくによって、自然にくずれてしまうのではあるまいか。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
陸上の生活力を一度死にさらし、実際の影響力えいきょうりょくなめしてしまい、まぼろしに溶かしている世界だった。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)