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強談判
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こわだんぱん
ふりがな文庫
“
強談判
(
こわだんぱん
)” の例文
あまっさえ、その後となると、こんどは男が
空証文
(
そらしょうもん
)
をたてにとって「——先に渡した身代金を返せ」という
強談判
(
こわだんぱん
)
だ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
再々
強談判
(
こわだんぱん
)
を重ねたあげく、一夜のこと当家先代の番頭今居定助と申す人がオーカミイナリの先祖の古墳と申すところで神の矢に射ぬかれて殺されておりました。
明治開化 安吾捕物:18 その十七 狼大明神
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「仕方ないなどと、今の
積極時代
(
せっきょくじだい
)
に
引込
(
ひきこ
)
んで居られることはありません。私が大使に
強談判
(
こわだんぱん
)
をして……」
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一万円かという
強談判
(
こわだんぱん
)
を持ち出したのです。
五階の窓:03 合作の三
(新字新仮名)
/
森下雨村
(著)
ところが江戸から連れていった
猪山勇八
(
いのやまゆうはち
)
というのが事をあせって内々村方へ借金の
強談判
(
こわだんぱん
)
に行ったから、村中が評議したのち竹槍を手に手に宿舎をとりまいて
雑言
(
ぞうごん
)
をあびせる。
安吾史譚:05 勝夢酔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
“強談”で始まる語句
強談
強談場