トップ
>
引掛
>
ひきがけ
ふりがな文庫
“
引掛
(
ひきがけ
)” の例文
石田は司令部から
引掛
(
ひきがけ
)
に、師団長はじめ上官の家に名刺を出す。その頃は
都督
(
ととく
)
がおられたので、それへも名刺を出す。中には面会せられる
方
(
かた
)
もある。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
もう役所は
午引
(
ひるびけ
)
になっている。石田は馬に
蹄鉄
(
ていてつ
)
を打たせに遣ったので、司令部から
引掛
(
ひきがけ
)
に、
紫川
(
むらさきがわ
)
の
左岸
(
さがん
)
の狭い道を
常磐橋
(
ときわばし
)
の方へ歩いていると、
戦役
(
せんえき
)
以来心安くしていた中野という男に逢った。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“引掛”で始まる語句
引掛帯
引掛帶
引掛所