トップ
>
式代
>
しきだい
ふりがな文庫
“
式代
(
しきだい
)” の例文
吹き消されたようにゆらめく火の光りで、かれらは門前に立つ三人の姿をとくと見さだめた上で、うやうやしく
式代
(
しきだい
)
して奥へ案内した。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
頼長にあごで招かれて、
藤内兵衛遠光
(
とうないひょうえとおみつ
)
は烏帽子のひたいをあげた。彼は信西入道を仰ぎ見て、更にうやうやしく
式代
(
しきだい
)
した。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それはやはり武蔵守の家来で、去年の河原いくさには足軽大将をうけまわったのを誇りとしている
荏原
(
えばら
)
権右衛門であった。彼はすぐに鞍壺からひらりと降り立って、姫の前にうやうやしく
式代
(
しきだい
)
した。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“式”で始まる語句
式
式部卿
式亭三馬
式台
式日
式部
式部少輔
式内
式微
式作法