弊室へいしつ)” の例文
前略我等両人当所に於て君を待つこと久しとは申兼候え共、本日御投宿と聞いて愉快に堪えず、女中に命じて膳部を弊室へいしつに御運搬の上、大いに語り度く願い候
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)