建御雷たけみかづち)” の例文
おのが夢に、天照らす大神高木の神二柱の神の命もちて、建御雷たけみかづちの神をびて詔りたまはく、葦原の中つ國はいたくさやぎてありなり。
建御雷たけみかづち響きわたらし夏雲やすでに向伏むかふしもつ国原
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
天の安の河の河上の天の石屋いはやにます、名は伊都いつ尾羽張をはばりの神、これ遣はすべし。もしまたこの神ならずは、その神の子建御雷たけみかづちの神、これ遣はすべし。
次に御刀の本に著ける血も、湯津石村に走りつきて成りませる神の名は、甕速日みかはやびの神。次に樋速日ひはやびの神。次に建御雷たけみかづちの神。またの名は建布都たけふつの神、またの名は豐布都とよふつの神三神。