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廚房
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ちゅうぼう
ふりがな文庫
“
廚房
(
ちゅうぼう
)” の例文
十九、恥ずかしながらわが敵は、
廚房
(
ちゅうぼう
)
に在り。之をだまして、怒らせず、以てわが働きの貧しさをごまかそうとするのが、私の兵法の全部である。
花吹雪
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
この地方の風と見えて、
廚房
(
ちゅうぼう
)
だけは別棟になっているが、それが四面皆
竪格子
(
たてごうし
)
で囲んだ妙な作りである。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
子供の時に彼の家の
廚房
(
ちゅうぼう
)
で、大きな
竈
(
かまど
)
の下に燃えているのを見た、鮮やかな黄いろい炎である。「ああ火が燃えている」と思う——その次の瞬間には彼はもういつか
正気
(
しょうき
)
を失っていた。………
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
廚
漢検準1級
部首:⼴
15画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“廚”で始まる語句
廚
廚子
廚裡
廚女
廚裏
廚辺