廓座くるわざ)” の例文
と言って、そこへ何物かを卸して、同時に丸くなって廓座くるわざをこしらえたものらしい。しばらくすると、プシプシと木の燃える音、輪座くるまざになって、そうして焚火をはじめたのだ。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)