庵居あんきょ)” の例文
文化三年の春、全く孤独になつた七十三のおきな、上田秋成は京都南禅寺内の元の庵居あんきょの跡に間に合せの小庵を作つて、老残の身を投げ込んだ。
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)