庚申かのえさる)” の例文
筑紫琴つくしごとうた』にもある通り、庚申かのえさるかなさるに通うより庚申の夜祈れば何事も叶うとしたらしい。
六十一日目毎の庚申かのえさるの晩としたのも、その一つの新しい方式に過ぎなかったことは、これから話して見ようとする二十三夜講の実例から、大よそは明らかになって来るのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)