店梯子みせばしご)” の例文
店梯子みせばしごけ上る四五人の足音がけたたましく聞えた。「お客さまア」と、声々に呼びかわす。廊下を走る草履がせわしくなる。「小万さんの花魁、小万さんの花魁」と、呼ぶ声が走ッて来る。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)