“広極”の読み方と例文
読み方割合
こうきょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝教大師もこの道ではよほど難渋されたと見えて、広済こうさい広極こうきょくという二院を山中に立てて、後の旅人をいこわしむるようにされたとのことだが、その時代、路らしいものはあったにはあったと思われる。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)