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常式
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じょうしき
ふりがな文庫
“
常式
(
じょうしき
)” の例文
船頭宿の
常式
(
じょうしき
)
どおり、帆綱や
漏水桶
(
あかおけ
)
や油灯などが乱雑につみあげられた広い土間からすぐ二十畳ばかりの框座敷になり、二カ所に大きな
囲炉裏
(
いろり
)
が切ってある。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
かえって少しの光や音や動きやは、その静かさの強みを一層強く思わせる。湿り
気
(
け
)
を含んだランプの光の下に
浮藻
(
うきも
)
的生活のわれわれは食事にかかる。
佃煮
(
つくだに
)
と
煮豆
(
にまめ
)
と
漬菜
(
つけな
)
という
常式
(
じょうしき
)
である。
水籠
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
“常式”で始まる語句
常式方送役人