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常住坐臥
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じょうじゅうざが
ふりがな文庫
“
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)” の例文
この花やかにしゃちこばった気分がドイツ大学生特にいわゆるコアー学生の
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)
を支配しているように思われるのであった。
ベルリン大学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)
国家の事以外を考えてならないという人はあるかも知れないが、そう間断なく一つ事を考えている人は事実あり得ない。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自然と
備
(
そなわ
)
る貴族的なる形の端麗、古典的なる線の明晰を望む先生一流の芸術的主張が、知らず知らず
些細
(
ささい
)
なる
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)
の
間
(
あいだ
)
に現われるためであろうか。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)
、釣竿と一緒に起き、釣竿と一しょに寝ているのだ。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
彼
(
か
)
れは坑夫などの夢にも知りようはずがない漢語を安々と、あたかも家庭の間で
昨日
(
きのう
)
まで
常住坐臥
(
じょうじゅうざが
)
使っていたかのごとく、使った。自分はその時の有様をいまだに眼の前に浮べる事がある。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“常住坐臥”の意味
《名詞・形容動詞》
座っていても寝ていても。普段。
(出典:Wiktionary)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“常住坐”で始まる語句
常住坐