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常世神
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トコヨガミ
ふりがな文庫
“
常世神
(
トコヨガミ
)” の例文
飛鳥の都の始めの事、富士山の麓に、
常世神
(
トコヨガミ
)
と言ふのが現れた。
秦
(
ハタ
)
ノ
河勝
(
カハカツ
)
の
対治
(
タイヂ
)
に会ふ迄のはやり方は、すばらしいものであつたらしい。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神にして人語を発する者あるは、海のあなたより時を定めて来り臨む
常世神
(
トコヨガミ
)
にはじまる(「まれびとととこよと」参照)。
「しゞま」から「ことゝひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
私は日本の国には、国家以前から
常世神
(
トコヨガミ
)
といふ神の信仰のあつた事を、他の場合に度々述べました。此は「常世人」といつた方がよいかと思はれる物なのです。
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“常世神”の解説
常世神(とこよのかみ)は、『日本書紀』に登場する新興宗教の神。この神を祀ると、富と長寿が授けられ、貧者は裕福になり、老人は若返ると説かれた。
古来行われてきた共同体的な祭祀ではなく、個人の欲求を叶える信仰であるところに特色があるといわれ、民間道教の一種ではないかとの説もある。
新興宗教とされているが、皇極天皇3年(644年)当時から見ての事であり、関連のある常世の国信仰自体は更に古代から存在する。
(出典:Wikipedia)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“常世”で始まる語句
常世
常世国
常世邊
常世郷
常世波
常世島
常世暗
常世浪