帯封おびふう)” の例文
私は東京へ来てから雑誌ひとつ見ることが出来ませんでした。また読みたいとも思わず、私は、大正十一年の秋、やっと職をみつけて、赤坂の小学新報社と云うのに、帯封おびふう書きにやとわれて行きました。
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)